カード会社の規約では他人名義のクレジットカードを使うことは禁止されております。
しかし現金化自体が規約違反ですので、現金化業者は受けてくれる可能性をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は他人名義のクレカでも現金化できるのか説明させていただきます。
他人名義のクレカは現金化できない業者が大半
まず筆者もカード会社も現金化業者もここでいう他人とは本人名義以外のことですので、ご家族も含みます。よく聞く奥様や愛人にクレジットカードを渡している方は違反行為ですので気をつけましょう。
現金化業者の本人確認方法
クレジットカード現金化の契約では、ほとんどのところが申し込む時に身分証明書とクレジットカード、自撮り写真が必要になります。これは、他人になりすまして現金化することを防止する為です。
また、振込先口座も同日ではないといけません。このようにクレジットカードは他人名義のものは利用できないのです。
現金化業者が他人名義を取り扱わない理由
これはまず現金化業者が反社会勢力に協力しない点があります。もしも窃盗されたクレジットカードを現金化したら、共犯だと疑われるかもしれません。現金化業者自体がグレーな為、極力警察沙汰は避けたいのです。中にはそのような犯罪にシラを切って現金化するような業者がいそうですが、最近のクレジットカードはセキュリティ対策が高レベルとなっておりますので、不正はばれます。犯罪者のレベルも上がっていますので、主に外国人が逮捕されたニュースも見受けられますが、基本的に世間やネットの公開されている現金化業者では窃盗したクレジットカードは利用できません。
一部の現金化業者は対応している
しかし、本会員の同意があれば現金化する業者もあるのです。カード会社によっては外出して買い物ができない方の代わりにクレジットカードを使うことは認められています。この為、同意書を提出したり、本会員と連絡を取って判断したうえで現金化する業者は存在しますので、どうしてもお金が必要な方はあきらめないでください。
家族カードだったら対応する現金化業者も多い
他人名義でも現金化する業者は5%ほどですが、家族カードになると80%のところが対応できます。
家族カードとは何か
家族カードとは本会員以外でも家族であれば子カードを発行できて、本人名義になるため規約違反にならずに利用できるクレジットカードのことです。
ただし家族カードは子カードですので請求はすべて本会員に行きます。ショッピング枠も基本的に本会員の返済能力によって上限が決まります。
専業主婦に最適なカード
専業主婦やお子様が大学生であれば収入がないため、クレジットカードが作れなかったりします。
しかし収入がある夫のもっているクレジットカードがあれば、それを基にして家族会員として家族カードの申し込みができるようになっているのです。
家族カードの現金化における審査状況
家族カードと言っても本人名義ですのですんなり現金化してくれる業者も存在しますが、中には完全に非対応の業者や、本会員の了承が必要なところも存在します。この理由はトラブル防止のためです。
例えば主婦の方が家計を管理していると、知らず知らずのうちに使いすぎて家庭内のトラブルが起きる可能性があります。
主婦での現金化トラブル
主婦が日々の生活で利用するお店の中には現金でしか支払いが行えないような小規模なお店も多く存在します。
また、カードが利用できるお店であっても、友達同士で行ったちょっとした喫茶店やファーストフード店、ランチなどの時に見栄の面から簡単にカードは出せないという事情もあるでしょう。そんな時に主人に内緒にしていたらトラブルとなります。
お子様でのトラブル
ソーシャルゲームの課金を親御さん名義のクレジットカードを使ってしていて、親御さんが全く知らないうちにびっくりするような金額の請求がカード会社からあったというトラブルは大きな社会問題にもなりました。
またキャバクラで豪遊したってトラブルもありました。そのため、お子さんがクレジットカードを現金化してゲーム性の高いキャバクラや麻雀に利用する可能性もあるのです。
なお家族カードも18歳以上からの会社が多くなっています。
以上のようなトラブルのあるためたとえ本人名義の家族カードでも現金化しない業者も存在します。