質屋と金券ショップの違いとは

質預かりができるのは質屋だけ

質屋と聞くと、昔からのイメージとしては、お金を工面するために自宅にある着物や貴金属を持って行き、お金を借りる場所と言うものがあります。しかし、最近では、そのような使い方をしている人は少なく、不要になったものを買い取ってもらう場所。そして、良いものを低価格で購入する場所として利用する人が大半となっています。
それでは、「リサイクルショップや金券ショップなどと同じではないか?」と思われるかも知れませんが、今なお、質屋では質預かりという制度が残っています。これは、質屋だけしか行っていません。
この場合、お客が持ってきたものを査定し、その査定額の融資を行うと言うシステムです。期間は3か月間となっており、その期間内に融資額を返済する事ができれば、質屋に預けた品物を取り戻す事が可能になっています
もし、3か月以内に融資してもらったお金を返済する事ができない場合、期間を延長することも可能です。
質屋の場合は、品物を担保にし、融資を受ける事が基本となっています。その為、キャッシングなどのように審査を受ける必要もなく、その場でお金を借りる事が可能になっています。
また、質屋で預かりが可能なものの中に金券なども含まれます。一見、金券の場合、質屋では利用ができないように思われますが、質屋によっては、金券でも利用が可能です。その為、金券を使って現金を用意したい場合は、質屋を選択すると言った方法も可能になると言えるのです。

質屋と金券ショップでは商品によって買取率が違う

金券ショップとは、不要になった金券を売却する事ができる場所。そして、必要な金券を安く購入する事ができる場所となっています。
取り扱っているものは多く、金券と呼ばれるようなものであれば、大抵、買い取ってもらうことが可能です。例えば、新幹線回数券・新幹線格安チケットやタクシー券。もちろん、ギフトカードや図書券、切手やはがきなども買い取ってもらうことが可能になっています。そして、これらを安く購入する事ができる場所となっているのです。
このような事からわかるように金券ショップは、不要な金券を売却する場所。購入する場所となります。そこで質屋とは大きな違いが出てくると言えるのです。
質屋の場合、このような金券でも、基本的に買取ではなく預かってもらうことは可能です。しかし、金券を預かってもらう必要がある人も少ないかと思います。その場合、質屋を利用するのではなく、金券ショップを利用する事をお勧めします。
特に期限が設けられているような金券の場合、期限が過ぎてしまえば、紙くずとなってしまいます。その為、早く売らなければ意味がありません。
また、その他に金券においても、買取額を考えるとやはり、金券を専門に取り扱っている金券ショップの方が高く買い取ってもらうことができる可能性が高くなっています。
反対に金券以外のものは、金券ショップに持ち込んでも意味がありません。貴金属や着物などの場合は、迷うことなく質屋の利用が必要になります。

質屋を利用するポイント

以上のように質屋と金券ショップには、取り扱っている品物。また、取り扱い方法などが異なると言えるのです。その為、使い分けが重要なポイントと言え、そうする事でよりお得に利用する事が可能になっています。
例えば、どうしても手放したくないものを使って現金を工面したいと思う場合は、迷わず質屋となります。それが例え、金券ショップでも取り扱っているようなテレホンカードなどでも、質屋に持って行く事で、返済すれば手元に取り返す事が可能になります。ただし、質屋の場合、どこでも、金券を取り扱っていると言う事ではありません。中には、金券は取り扱っていない質屋もある為、まずは、確認した上で利用する事とお勧めします。
また、金券ショップは、反対に金券以外の取り扱いはありません。その為、金券以外で現金を手にしたい場合は、金券ショップではなく、質屋の利用が必要になってきます。
また、最近では、質屋も金券ショップも同じように経営しているところも多くなっています。その為、同じ店舗で両方取り扱っている事もあり、その場合、どちらが買取価格が高いのかと言う事をその場で比較する事も可能になっています。その為、迷っているような人には、おすすめの場所になります。
以上のように質屋と金券ショップは、全く別物であると言うこと。ただし、一緒に経営している場合もあり、そのような店舗を利用すれば、その場でお得な法を選ぶ事ができると言う事が言えると思います。

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